宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 1/18 12:08 更新 東端の黒点は2797群となっています。太陽風は更に低速になっています。 担当 篠原 太陽の東端に現れた黒点は、 2797群と番号が付けられています。 この黒点は、27日前の12月22日のニュースでも 2794群としてだいたい同じ位置に見えています。 更にその27日前、11月25日のニュースでも、 2786群として同じ所に見えていて、 この黒点群は、太陽を2周以上回っている 長生きの黒点群の様です。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度で、 活動は穏やかな様です。 SDO衛星の拡大写真を見ると、 2797群の左奥にもう一つ黒点が見えています。 2797群とは別の黒点群の扱いになるかもしれません。 また、南西に見えていた2796群は、 今朝くらいに見えなくなっています。 太陽風は、280km/秒に速度が下がり、 かなり低速になっています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に2nTに下がりましたが、 今朝くらいから4nTに戻っています。 磁気圏は静穏で、AE指数は変化がない状態です。 SDO衛星AIA193の南半球に見えいてたコロナホールの影響は なかった様です。 次は北半球のコロナホールの影響ですが、 27日周期の図の前周期の到来(12月22日)よりも遅れそうで、 この後の推移に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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