/ /
過去記事表示


宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:13)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/19 02:01 C3.0
2/18 16:34 C3.9
12:58 C3.7
10:54 C5.5
09:52 C5.7
08:33 C2.4
06:42 C2.3
00:43 C4.4
2/17 23:45 M1.1
22:36 C3.9
20:29 C4.0
17:10 C2.9
16:27 C2.6
13:28 C5.9
12:50 C2.7
11:20 C3.6
03:32 C6.1

黒点  2/19 (NOAA)
磁場 フレア
3989 1 α ---
3990 12 βγ C6
3992 17 βγ M1
3993 1 α ---
3994 1 α ---
3995 1 α ---
3996 18 βγ C4
3997 8 β C6
3998 19 βδ C6
3999 9 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 511 -1.1
-2 h 493 -3.3
-4 h 492 -6.4
-6 h 489 -8.1
-8 h 463 +5.9
-10 h 466 +4.1
-12 h 481 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -44 -/ -
-2 h -43 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
2/19 0.3 8x10^3
2/18 0.3 9x10^3
2/17 0.3 1x10^4
2/16 0.3 8x10^3
2/15 0.3 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 2/14 12:46 太陽風の速度が少し高まっています。磁気圏は活動的です。
2025/ 2/15 12:59 太陽風の速度が高まり、磁気圏も活動的です。フレアが少し増えています。
2025/ 2/16 13:19 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2025/ 2/17 11:10 高速の太陽風は続いていますが、速度は次第に低下しています。
2025/ 2/18 12:05 高速太陽風は終わりに近付いている様です。フレアの発生が増えています。
最新のニュース

2025/ 2/19 12:13 更新
太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が強まっています。アラスカのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

年末から年始にかけて
アイスランドのオーロラ写真をお送り頂いた藤井哲也氏さんより、
空路でアラスカに入る頃に
機内から撮影したオーロラの写真をいただきました。

この頃は太陽風の磁場は北向きになっていて、
AE指数の変化はなく、磁気圏は穏やかでした。
オーロラは静かで、白っぽくぼーっと見えていたとのことです。

3秒露出のため星像には小さいブレが出ていますが、
飛行機の窓から見えるオーロラの雰囲気が良く分かります。
臨場感のある素敵な写真をどうもありがとうございます。



太陽風は、速度のデータがやや不安定ですが、
450〜500km/秒あたりを推移していて、
やや高速の様です。
磁場強度は、6nTから9nTへ少し強まっている様です。

磁場の南北成分は、
グラフの後半から南向きに強まる様になり、
-5nTを超えるくらいの変化が6時間程続いています。

この影響で磁気圏の活動が強まっていて、
AE指数は、グラフの途中までは変化のない状態でしたが、
後半になって1000nTを少し超えるくらいの大きい変化が発生し、
その後も500nTの中規模の変化が続いています。

磁場の南寄りの変化はどこまで続くでしょうか。


太陽は、昨日の午後からは変化が少なくなり、
C2〜3程度の小規模フレアが数回発生した程度です。




17日23時15分(世界時18日8時15分)に、アラスカ州に入ったあたりで機内から撮影したオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。