宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/13 --- ---
1/12 --- ---
1/11 --- ---

黒点  1/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 429 +0.5
-2 h 430 +1.1
-4 h 432 +3.6
-6 h 431 +0.9
-8 h 425 +1.7
-10 h 440 +1.6
-12 h 439 +3.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
1/13 0.7 2x10^2
1/12 0.6 2x10^2
1/11 0.7 2x10^2
1/10 0.7 2x10^2
1/ 9 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 1/ 8 12:47 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点が続いています。
2021/ 1/ 9 13:55 フィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
2021/ 1/10 13:43 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。小さい黒点が現れています。
2021/ 1/11 12:58 太陽風の速度は290km/秒へ下がっています。
2021/ 1/12 13:22 太陽風の乱れが到来して磁気圏の活動を高めています。
最新のニュース

2021/ 1/13 12:45 更新
太陽風の速度は下がっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日の夜くらいから太陽風の速度は下がり、
430km/秒と平均的な状態に戻っています。
磁場強度も、5nTから3nTへ下がり気味です。

磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降は、0nT付近か北寄りになっています。
磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数の図の後半は変化がなくなっています。

太陽風の乱れは、1〜2日程度で終わりとなりそうです。

SDO衛星AIA193を見ると、
南極から中緯度くらいまでコロナホールが縦に伸びています。
前周期や2周期前の太陽を見ると(1枚目の図)、
コロナホールは次第に低緯度側に伸びてきた様です。
4〜5日後くらいから、この領域の影響が始まるかもしれません。

一方、北半球のコロナホールも動いていて、
2周期前に北極から縦に伸びていたコロナホールは、
前周期には東寄り(左寄り)に動き、
現在はさらにその向こうに動いている様です。

27日周期の図では、
前周期の12月22日から速度の高まりが始まっていますが、
今回は様子が変わりそうです。


太陽は、今日も無黒点です。
今月の初めに2794、2795群が没して以来、
無黒点と言ってよい状態が続いています。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。