宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/11/25 12:31 更新 2786黒点群の全体が見えてきました。太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 2786黒点群の全体が見えてきました。 昨日現れていた大きい黒点の向こう側に、 更に小さい黒点が数個見えています。 X線グラフでは目立つ程の変化は起きていませんが、 SDO衛星AIA131を見ると、小さい爆発が頻繁に発生しています。 今後、より大きいフレアを起こすかもしれません。 引き続き注目してください。 太陽の南西(右下)の2783黒点群は、黒点が減っています。 また、STEREO Ahead衛星によると、 太陽の向こう側で大きめのフレアが発生し、 CME(コロナ質量放出)も飛び出しています。 EUVI 195とCOR2の動画を掲載します。 この写真では、太陽の左側3分の1ほどは、 地球からは見えない領域です。 次第に太陽の活動は高まっている様です。 太陽風の速度は、400km/秒へ下がっています。 高速風は終わって、平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 AE指数は途中からグラフが乱れていますが、 目立った変化は起きていません。 磁気圏は静穏です。 2786群(左)と2785黒点群(右)の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Ahead衛星による、太陽の向こう側で発生したフレアとCME。EUVI 195とCOR2。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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