宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
昨日、C4.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/25 --- ---
11/24 07:49 C4.3
11/23 02:23 C3.3

黒点 11/25 (NOAA)
磁場 フレア
2783 4 β ---
2785 1 α C3
2786 2 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 404 -1.4
-2 h 413 -0.4
-4 h 405 +0.4
-6 h 402 -0.1
-8 h 392 +0.3
-10 h 402 +0.9
-12 h 435 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
11/25 0.7 2x10^3
11/24 0.8 2x10^3
11/23 0.7 2x10^3
11/22 0.7 3x10^2
11/21 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/20 12:53 太陽風の速度が平均的な速さに戻りかけています。
2020/11/21 10:04 太陽風は低速に戻っています。太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。
2020/11/22 10:30 高速太陽風が到来しています。太陽の南東の端から活動的な領域が近付いています。
2020/11/23 10:21 太陽の南東の端から新しい黒点が現れています。高速太陽風は620km/秒に達しました。
2020/11/24 12:39 C4.3の小規模フレアが発生しました。新しい黒点が東端から現れています。
最新のニュース

2020/11/25 12:31 更新
2786黒点群の全体が見えてきました。太陽風は平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

2786黒点群の全体が見えてきました。
昨日現れていた大きい黒点の向こう側に、
更に小さい黒点が数個見えています。

X線グラフでは目立つ程の変化は起きていませんが、
SDO衛星AIA131を見ると、小さい爆発が頻繁に発生しています。
今後、より大きいフレアを起こすかもしれません。
引き続き注目してください。

太陽の南西(右下)の2783黒点群は、黒点が減っています。

また、STEREO Ahead衛星によると、
太陽の向こう側で大きめのフレアが発生し、
CME(コロナ質量放出)も飛び出しています。

EUVI 195とCOR2の動画を掲載します。
この写真では、太陽の左側3分の1ほどは、
地球からは見えない領域です。

次第に太陽の活動は高まっている様です。


太陽風の速度は、400km/秒へ下がっています。
高速風は終わって、平均的な状態に戻っています。
磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。

AE指数は途中からグラフが乱れていますが、
目立った変化は起きていません。
磁気圏は静穏です。




2786群(左)と2785黒点群(右)の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星による、太陽の向こう側で発生したフレアとCME。EUVI 195とCOR2。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。