宇宙天気ニュース |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/19 12:13 更新 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が強まっています。アラスカのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 年末から年始にかけて アイスランドのオーロラ写真をお送り頂いた藤井哲也氏さんより、 空路でアラスカに入る頃に 機内から撮影したオーロラの写真をいただきました。 この頃は太陽風の磁場は北向きになっていて、 AE指数の変化はなく、磁気圏は穏やかでした。 オーロラは静かで、白っぽくぼーっと見えていたとのことです。 3秒露出のため星像には小さいブレが出ていますが、 飛行機の窓から見えるオーロラの雰囲気が良く分かります。 臨場感のある素敵な写真をどうもありがとうございます。 太陽風は、速度のデータがやや不安定ですが、 450〜500km/秒あたりを推移していて、 やや高速の様です。 磁場強度は、6nTから9nTへ少し強まっている様です。 磁場の南北成分は、 グラフの後半から南向きに強まる様になり、 -5nTを超えるくらいの変化が6時間程続いています。 この影響で磁気圏の活動が強まっていて、 AE指数は、グラフの途中までは変化のない状態でしたが、 後半になって1000nTを少し超えるくらいの大きい変化が発生し、 その後も500nTの中規模の変化が続いています。 磁場の南寄りの変化はどこまで続くでしょうか。 太陽は、昨日の午後からは変化が少なくなり、 C2〜3程度の小規模フレアが数回発生した程度です。
(c) 藤井哲也氏 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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