宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

宇宙天気情報BOX

Y. Obana
最新状況 (19:41)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 3 10:48 C1.7
12/ 2 08:13 C1.4
12/ 1 13:11 C3.8

黒点 12/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2785 1 α ---
2786 6 α C2
2790 4 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
19:35 369 -1.8
-2 h 380 -0.4
-4 h 396 +2.6
-6 h 402 +2.1
-8 h 411 +2.7
-10 h 421 +0.7
-12 h 423 +3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
19:30 -4 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 2.3 4x10^2
12/ 3 3.0 2x10^3
12/ 2 5.6 1x10^3
12/ 1 6.5 6x10^2
11/30 3.6 1x10^3
11/29 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/28 13:55 Cクラスの小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2020/11/29 12:42 Cクラスのフレアが続いています。太陽の南東に新しい黒点が現れています。
2020/11/30 12:09 太陽の東端でM4.4の中規模フレアが発生しました。活動領域はこれから現れます。
2020/12/ 1 12:20 太陽の南東から新しい黒点が現れました。太陽風は530km/秒の高速風になっています。
2020/12/ 2 12:30 新しい黒点は2790群となりました。太陽風は平均的な状態です。

2020/12/ 3 13:27 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。11月の黒点相対数は 34.0 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、11月の黒点相対数の月平均値は
34.0 と発表されました。
月平均値が30に達するのは、2017年9月の 43.7 以来で、
3年2か月ぶりです。

11月は、月の初めに出現した2780黒点群から、
30日の2789黒点群まで、
1か月間に10個の黒点群が出現しました。
1日毎の黒点相対数も、29日には 94 と、
もう少しで3桁に達するところまで高まりました。
1日の値が90に達したのは、月平均値と同様、
2017年9月7日の 97 以来です。

一方、第25活動周期の始まりとして考えると、
2019年12月の極小から11か月後の記録となります。
前回、2008年12月に極小を迎えた第24期と比較すると、
月平均値が30に達したのは、
極小から1年9か月後の2010年9月の 36.4 と、
今回よりも1年近く遅く、
1日値が90に達したのは更に遅れて、
極小から2年3か月後の2011年3月4日 の99 でした。

太陽活動は、この勢いでこれからも高まって行くのか、
たまたま11月が突出しただけなのか、
今後の太陽を眺める楽しみができました。

太陽に黒点が見えなかった無黒点の日(黒点相対数=0)は、
11月16日の1日だけでした。
この記録もまた、2017年9月の0日以来です。



今日の太陽は、2785、2786、2790の3つの黒点群が見えています。
そして、南東(左下)の端から活動的な領域が近づいていて、
SDO衛星AIA193では、明るく光って見えています。
可視光写真では白斑が見えていますが、
黒点の有無はまだ分かりません。

太陽は、2786群でC1.7の小規模フレアが発生している程度で、
全体としては落ち着いた状態です。


太陽風は、昨日の午後に
DSCOVRの速度データが400km/秒程度に下がり、
以降、落ち着いた状態になっています。
現在は、400km/秒と平均的な速さで、
磁場強度も4〜5nTと平均的です。

磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はグラフが太くなったままですが、
目立つ程の変化は起きていません。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られません。
27日周期の図では、
前周期の太陽風はこの後高速風になっていますが、
今回はこのまま穏やかな状態が続くのでしょうか。



太陽黒点相対数の長期変化。10月の黒点相対数は 34.0 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。