宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/11 --- ---
10/10 --- ---
10/ 9 --- ---

黒点 10/11 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 385 -6.9
-2 h 379 +2.7
-4 h 358 -2.4
-6 h 349 -5.1
-8 h 346 -0.8
-10 h 321 +1.7
-12 h 310 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 12 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^2
10/11 0.7 2x10^3
10/10 0.3 8x10^2
10/ 9 0.4 5x10^2
10/ 8 0.3 7x10^2
10/ 7 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/ 6 12:56 太陽風は平均的な速度が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 7 15:10 太陽風は400km/秒付近の平均的な速度が続いています。
2017/10/ 8 09:50 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静穏です。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 9 11:52 太陽風は平均的な速度を保っています。太陽は無黒点です。
2017/10/10 11:56 太陽風は低速になり、磁気圏はとても穏やかです。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2017/10/11 13:11 更新
太陽風が少し強まり、高速風が始まりそうです。新燃岳が6年ぶりに噴火しました。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
今朝早く、霧島山の新燃岳が6年ぶりに噴火を起こしました。
鹿児島高専は霧島山の南にあり、
学校の窓から新燃岳を見ることができます。
噴火のニュースに気付いた直後に校舎から撮影した写真を掲載します。
今日は空の透明度が悪く、霞んでしまっていたので、
写真はかなり強調処理をしています。

噴煙が高度300mほどに達し、小規模の噴火が起きたとの報道ですが、
実際に見ると、数字以上の迫力を感じます。
風下側は、かなりの降灰になっているのではないでしょうか。

前回の2011年の噴火の時は、1月27日と、1月28日に、
噴火の様子を紹介しました。
今回も引き続き注意が必要とのことです。



太陽風は、磁場強度が8nTにやや強まり、
速度は400km/秒と平均的な速さに上がっています。
コロナホールの影響が及び始めたのかもしれません。
この後、どこまで高まって行くか、変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場強度の強まりとともに南向きに大きく振れるようになり、
-5nTを越える変化が続いています。

太陽風の速度が遅かったので、磁気圏への影響は限定的ですが、
AE指数は、500nT近い変化が続くようになっています。
今後、太陽風が強まると、磁気圏への影響もより大きくなるでしょう。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の中心線を越えて北極へ向かって伸びています。
これから5日程度にわたって、影響が続きそうです。


太陽は、今日も無黒点です。
X線のグラフも変化はなく、とても穏やかです。




6年ぶりに噴火を起こした霧島山新燃岳。10月11日8時半撮影。
(c) 篠原 学


6年ぶりに噴火を起こした霧島山新燃岳。10月11日8時半撮影。
(c) 篠原 学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。