宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/10 11:56 更新 太陽風は低速になり、磁気圏はとても穏やかです。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から300km/秒へ ゆっくりと低下しています。 平均的な状態から、低速の風に変化しています。 磁場強度は、4nT前後で安定しています。 南北成分は、全体的に北寄りになっています。 このため、磁気圏はとても静かで、 AE指数のグラフは、変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に進み、 地球に影響が及び始める目安の位置に達しています。 現在は、低速の穏やかな太陽風が流れていますが、 この後、磁場強度が強まる変化が始まれば、 高速風の到来となるでしょう。 太陽は、無黒点の状態で、 こちら側は穏やかです。 一方、太陽の向こう側では、 西に沈んで見えなくなった2683群付近で、 フレアかフィラメント噴出が起きたようで、 太陽の西に向かってCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を紹介します。 地球への影響はありません。 この動画の左上に見える明るい星は、 太陽の向こう側を通過している水星です。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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