宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2017/10/ 9 11:52 更新 太陽風は平均的な速度を保っています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒に下がっています。 磁場強度も、5nTから3nTへやや弱くなっています。 セクター境界の通過もなく、太陽風は穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りになっています。 このため、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数のグラフは、ほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールが太陽の北半球の中央部に広がっています。 明日以降、この領域の影響で太陽風が強まる可能性があります。 太陽風の磁場が南寄りに強まれば、 オーロラの活動も高まることが期待できます。 太陽は、2683黒点群が西に沈んで見えなくなり、 無黒点の状態になっています。 WDC-SILSOの1日毎の黒点数データを参照すると、 7月31日以来の無黒点日になるかもしれません。 X線のグラフでは、Bクラスの小さいな活動が発生しています。 これは、沈む直前の2683群付近で発生した現象です。 現在は見えなくなっているので、静かになっています。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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