宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 2/ 1 13:15 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。SOHO衛星で96P/マックホルツ彗星が見えています。 担当 篠原 3日前の1月29日から、 SOHO衛星LASCO C3の写真に96P/マックホルツ彗星が現れ、 昨日、31日に太陽に一番近付いて、 現在、通り過ぎようとしています。 29日から3日間の動画を掲載します。 この彗星は5.3年の周期で太陽を回っています。 ですので、過去のニュースを探すと、 前回は、2017年 10月27日、10月28日、10月29日、 もう1周期前は、2012年 7月17日 のニュースで、この彗星の動画を紹介しています。 この3回の中では、今回が一番明るく見えています。 次に太陽の近くに戻ってくるのは、2028年です。 太陽は、南東(左下)の3207黒点群で、 C4.8、C3.1などの小規模フレアが発生しています。 活動が強まる様子は特にありません。 その他の領域は概ね静穏です。 太陽風は、500km/秒の高速の状態から、 グラフの後半で速度が下がって、 現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度も7nTから4nTへ下がり、平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中ほどで南向きに少し強まっていて、 AE指数では800nTの中規模の変化が発生しています。 その後は磁場の南向きの変化は弱まり、 AE指数も変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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