宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/28 --- ---
10/27 --- ---
10/26 --- ---

黒点 10/28 (NOAA)
磁場 フレア
2685 1 α ---
2686 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 417 -1.6
-2 h 430 -0.4
-4 h 432 -0.1
-6 h 422 -0.3
-8 h 445 +0.5
-10 h 461 +0.2
-12 h 461 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
10/28 0.4 4x10^3
10/27 0.6 5x10^3
10/26 0.4 5x10^3
10/25 0.3 1x10^3
10/24 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/23 13:52 太陽風は平均的な状態です。明日から高速太陽風が始まりそうです。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/24 12:06 太陽風は低速になっています。太陽は静かな状態が続いています。
2017/10/25 13:46 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まっています。
2017/10/26 12:26 高速の太陽風は続いていますが、速度は少し下がっています。
2017/10/27 12:45 太陽風の速度は低下が続いています。マックホルツ彗星が太陽に近づいています。
最新のニュース

2017/10/28 12:05 更新
太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も穏やかです。彗星が太陽の横を通過しています。

担当 篠原

昨日紹介したマックホルツ彗星のその後の動きを、
SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。
太陽を何度も周回している彗星ですので、
極端に太陽に近づくことはなく、
尾を伸ばしたまま通過しようとしています。
この後、遠ざかっていく様子が見られそうです。



太陽風は、速度が420km/秒へ下がり、
平均的な速さに戻っています。
今回の高速太陽風は、3日半ほど続きました。
27日周期の図を見ると、
前周期よりも規模が小さくなっているようです。

太陽風磁場の強度は、5nTと平均的な値が続き、
グラフの最後で少し下がる変化をしています。
南北成分は、0nTの線に張り付くように推移し、
こちらも最後に南向きに振れる変化をしています。

磁気圏は穏やかになっているようで、
AE指数のグラフでは、小さい変化が時々見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南半球にコロナホールの暗い部分が見えています。
前周期は、10月6日頃に太陽風の弱い高まりが見られた程度でした。
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、穏やかな状態が続いています。



太陽の横を通過するマックホルツ彗星。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。