宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/27 12:45 更新 太陽風の速度は低下が続いています。マックホルツ彗星が太陽に近づいています。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCO C3カメラの右下から、 明るい彗星が尾をひきながら現れています。 spaceweather.comによると、マックホルツ彗星とのことです。 この彗星は1986年に発見され、5.3年の周期で太陽を回っています。 太陽に最も近付くのは、今日、10月27日とのことです。 (世界時なので、日本では28日に入っているかもしれません) 週明けにかけて、LASCO C3の画面を通過していくそうです。 太陽風は、速度の低下が続き、 現在は480km/秒まで下がっています。 高速の風は今日にも終わってしまうかもしれません。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、半日ほど南向きに強まって、 その後、0nTに戻る変化をしています。 このため、AE指数のグラフも 半日ほど500〜1000nTの活発な変化が発生し、 その後は再び静かになっています。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 2685群と2686群の黒点が、ゆっくりと西に向かうのみです。 SOHO衛星LASCO C3にマックホルツ彗星が姿を現しました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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