宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 1/17 10:11 更新 太陽風の速度は300km/秒近くまで下がり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、300〜320km/秒まで下がり、 更に低速になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は、小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部に大きくコロナホールが広がっています。 今、地球に向かって速度の高い太陽風を噴き出しているところです。 高速太陽風は、太陽から地球までおよそ3日でやって来ます。 太陽風の変化の始まりは近付いていると考えられます。 太陽は、X線のグラフに目立った変化はなく、 こちら側は穏やかです。 一方、太陽の向こう側を観測している STEREO Ahead衛星によると、 太陽の反対側でフレアが発生し、 それに伴ってCMEの噴出も起きています。 STEREO Ahead衛星のEUVI195と、COR2による動画を掲載します。 これは、1月11日のニュースで紹介した、 西の端でB8.8の小さいフレアを起こした領域が、 太陽の向こう側に回り込んで起こした活動ではないかと思います。 昨日のニュースは更新時刻が遅くなりました。 ロシア・ムルマンスクの美しいオーロラ写真を紹介しています。 ぜひご覧下さい。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |