宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/14 08:15 更新 太陽は静かになっています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 太陽は、昨日のC3.8のフレア以降、 X線のグラフに変化はなく、静かな状態に戻っています。 SDO衛星AIA131などの動画では、 繰り返し小さく光る様子も見えていますが、 活動は再び高まるでしょうか。 可視光写真では、2625群と隣の黒点に加えて、 もうひとつ小さい点が発生しています。 (記事の更新時間が早いため、群番号は分かりません) 太陽風は、370km/秒とやや低速の状態が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な値が続いています。 途中、一時的に磁場強度が下がる変化が起きていますが、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界を越えているようです。 27日周期の図を見ると、 前周期も12月17日に切り替わりが到来しています。 現在の磁気圏は静穏で、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 東側のコロナホールが中央に少しずつ進んでいます。 4〜5日後くらいから、この領域の影響が始まりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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