宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/12 13:24 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜、11日19時(世界時11日10時)頃まで 500km/秒台を保っていましたが、 その後、低下して行き、 今朝くらいに430km/秒まで下がりました。 1月4日に始まった今回の高速太陽風は、 7日ほど続きました。 太陽風の磁場強度は、 3〜4nTとやや下がった状態で推移しています。 南北成分は、小さい変化に留まっています。 磁気圏も全体としては穏やかで、 AE指数のグラフは、 中央に300〜500nTの小規模の変化が見られる程度です。 太陽は、西の端の領域で、 Bクラスの小さいフレアの発生が続きましたが、 現在は、ちょうど没して見えなくなるあたりで、 今後はX線グラフの変化はなくなりそうです。 無黒点の状態も続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少が進み、 GOES15(青線)が、10,000に達する程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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