宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/16 16:09 更新 太陽風はさらに低速になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、 今年の撮りたてオーロラ写真をいただきました。 1枚目は、「鶴と狐」との題が付けられているそうです。 3枚目は、ジガーノフ氏による2015年に続くクリスマス写真。 衣装もバージョンアップされています。 ロシアのクリスマスは、1月7日に行われるそうです。 5枚目は、ロシアのサンタ・ジェッドマローズが、 トナカイの橇で通りそうな景色と福島さんより(本当に!)。 6枚目の左はバレンツ海で、 撮影のテリベルカ村は現地で人気の場所だそうです。 正月休み中(12月31日〜1月8日)のムルマンスクは、 大寒波が到来して、市内でもマイナス24℃に、 郊外ではマイナス40℃まで冷え込む所もあったそうです。 凍る大地の上に輝くオーロラの姿は、とても美しいです。 ムルマンスクのオーロラ写真家たちの力作をお楽しみ下さい。 どうもありがとうございます。 太陽風の速度は、330km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い南寄り、後半は0nT付近からやや北寄りです。 このため、AE指数のグラフも、 前半は小さい変化も見られますが、後半は完全に静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 赤道付近のコロナホールが、太陽の中心部に達しています。 2〜3日後くらいから、この領域の影響が到来しそうです。 太陽は、黒点群は2つありますが、 目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。 (c) 福島留美氏、アレクサンドル・ステパーネンコ氏 1月3日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、イワン・オルロフ氏 1月5日に、ロシア・ムルマンスク州アパチット市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ヴァレンチン・ジガーノフ氏 1月5日に、ロシア・ムルマンスク州中部のヒビノ山脈麓で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、ヴィタリー・イストミン氏 1月7日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、アレクセイ・ワシーリエフ氏 1月11日に、ロシア・ムルマンスク州バレンツ海沿岸のテリベルカ村で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、セルゲイ・コロリョフ氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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