宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 2/ 4 11:53 更新 高速の太陽風が続いています。M1のフレアが発生しました。フェアバンクスのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 臼井元明さんより、 2月2日にアラスカ・フェアバンクスで撮影された オーロラの写真をいただきました。 滞在中は、コロナホールの影響で、 動きの激しいオーロラを何度も観測できたそうです。 この日は、ほぼ満月で薄雲も立ちこめたコンディションでしたが、 オーロラはしっかりと存在をアピールしていたそうです。 オーロラの光の強い部分の輝きが、すごく印象的な写真です。 空を見上げる様子が臨場感にあふれています。 臼井さんからは、 2012年10月、2014年3月にもオーロラの便りをいただいています。 見事な写真をどうもありがとうございます。 その高速の太陽風は、現在も続いています。 速度は、650km/秒から540km/秒へ一段下がっていますが、 依然高速の状態です。 磁場強度も、5nTから3〜4nTへ少し下がっています。 高速太陽風の領域は、後半に入っている様です。 オーロラの活動も続いていますが、変化は小さくなっていて、 AE指数のグラフは、 500nT以下の小規模の変化が続くようになっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に大きく移動して、 半分は見えなくなっています。 太陽風への影響もそろそろ終わりそうです。 太陽では、つい先ほど、4日11時(世界時4日2時)に、 中央の2277黒点群でM1.2の中規模フレアが発生しました。 2277群は、昨日の夕方から、 C1.4、C3.9、C1.4、C1.9、C2.1と 小規模フレアを続けていて、活動を強めていた様です。 この後の変化にも注目して下さい。 高速太陽風の影響を受けて、 放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 GOES15の青線が、10,000のラインに届きそうになっています。 臼井元明さんにより、現地2月2日1時頃にアラスカ・フェアバンクスで撮影されたオーロラ。 (c) 臼井元明氏 臼井元明さんにより、現地2月2日1時頃にアラスカ・フェアバンクスで撮影されたオーロラ。 (c) 臼井元明氏 2277黒点群の活動と、M1.2フレアの様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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