宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 2/ 3 11:08 更新 600km/秒台後半の高速太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は再び高まって、 600km/秒台後半で推移しています。 ACE衛星の観測では、 昨日、2日14時(世界時2日5時)に、 太陽風磁場の強度が、15nTから5nT近くへ急に下がっています。 以降、5nTと平均的な強度で安定しています。 それと反対に、速度は600km/秒から700km/秒近くへ高まり、 昨日いっぱいは700km/秒程度を保ちました。 今日に入って少し下げていますが、 660km/秒前後と高い速度が続いています。 磁気圏の活動も活発に続いています。 AE指数のグラフでは、500nTから1000nTにかけて、 中規模の変動が連続的に観測されています。 極域ではにぎやかなオーロラを見ることができたのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南半球のコロナホールは太陽の西側(右側)に進み、 これから次第に影響は弱まっていくでしょう。 太陽は、中央の2277黒点群でC1.0とC2.6、 東側に新しく現れた2280群でC1.7の 小規模フレアが発生しています。 全体的には穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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