宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/31 12:21 更新 Mクラスのフレアが2回発生しましたが、現在の太陽は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 2268黒点群は、30日14時半(世界時30日5時半)にM1.7を、 2277黒点群は、30日21時(世界時30日12時)にM2.4 の中規模フレアをそれぞれ起こしています。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 ふたつのフレアの間に、 2276群でC3.8の小規模フレアも発生しています。 動画では、右、中央、左と、連続するようにフレアが見られます。 その後、フレアの活動は少なくなり、 2268黒点群でC2.0の小規模フレアが起きた程度です。 可視光の拡大写真を見ると、 黒点群としての大きさは続いています。 2つの黒点群のフレア活動は終わっていくのか、 一休みして再び高まるのか、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度は400〜420km/秒、 磁場強度は5〜8nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に変化していて、 南に向いた時間帯で磁気圏の活動が高まり、 AE指数に700nTの変化が発生しています。 SDO衛星AIA193の写真では、 南半球のコロナホールは太陽の中央部に大きく広がっています。 今後、この領域の影響が強まって、 太陽風の速度が高まる可能性があります。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、2268黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、東側の2277黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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