宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/31 02:44 C2.0
1/30 21:10 M2.4
17:19 C3.8
16:33 C6.7
14:56 M1.6
14:28 M1.7
13:46 C2.3
09:30 M2.0
08:41 C8.5
04:33 C6.4
03:10 C5.0
1/29 21:20 C7.6
20:33 M2.1
18:52 C2.9
14:15 C8.2
13:18 C3.1
12:35 C2.6
12:09 C4.1
11:43 C3.2
06:32 M1.0
03:23 C2.2

黒点  1/31 (NOAA)
磁場 フレア
2268 38 βγ M2
2271 13 βγ C2
2272 1 α ---
2273 5 β ---
2275 7 β ---
2276 3 β C4
2277 41 βγ M2
2278 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 411 -1.3
-2 h 422 -0.6
-4 h 421 +2.1
-6 h 412 +1.0
-8 h 410 -4.0
-10 h 400 -3.1
-12 h 395 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 2x10^1
1/31 1.5 6x10^1
1/30 1.6 2x10^2
1/29 0.8 1x10^2
1/28 0.6 3x10^2
1/27 0.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/26 12:01 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静穏です。
2015/ 1/27 12:46 M1.1のフレアが発生しました。太陽風の磁場が強まり、オーロラの活動を高めました。
2015/ 1/28 12:47 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。Cクラスのフレアが増えています。
2015/ 1/29 13:16 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速に戻っています。
2015/ 1/30 12:14 2268黒点群、2277黒点群の活動が高まっています。Mフレアが2回発生しました。
最新のニュース

2015/ 1/31 12:21 更新
Mクラスのフレアが2回発生しましたが、現在の太陽は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
2268黒点群は、30日14時半(世界時30日5時半)にM1.7を、
2277黒点群は、30日21時(世界時30日12時)にM2.4
の中規模フレアをそれぞれ起こしています。

フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
ふたつのフレアの間に、
2276群でC3.8の小規模フレアも発生しています。
動画では、右、中央、左と、連続するようにフレアが見られます。

その後、フレアの活動は少なくなり、
2268黒点群でC2.0の小規模フレアが起きた程度です。

可視光の拡大写真を見ると、
黒点群としての大きさは続いています。
2つの黒点群のフレア活動は終わっていくのか、
一休みして再び高まるのか、
引き続き注目して下さい。


太陽風は、速度は400〜420km/秒、
磁場強度は5〜8nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に変化していて、
南に向いた時間帯で磁気圏の活動が高まり、
AE指数に700nTの変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の写真では、
南半球のコロナホールは太陽の中央部に大きく広がっています。
今後、この領域の影響が強まって、
太陽風の速度が高まる可能性があります。




(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、2268黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、東側の2277黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。