宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/30 12:14 更新 2268黒点群、2277黒点群の活動が高まっています。Mフレアが2回発生しました。 担当 篠原 太陽の中央部の2268黒点群と、 東端の2277黒点群の活動が高まっています。 2268黒点群は、規模の大きいフレアの発生が続いています。 29日14時(世界時29日5時)にC8.2、 29日20時半(世界時29日11時半)にM2.1、 30日4時半(世界時29日19時半)にC6.4、 30日9時半(世界時30日0時半)にM2.0と、 2つの中規模フレアや、大きいCクラスのフレアを起こしています。 活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 Mクラスになると、輝き方も目立ちます。 一方、2277黒点群は、 C8.4、C7.6と、大きいCクラスのフレアも起こしていますが、 C1〜C5のフレアを10回ほど記録していて、 SDO衛星の動画では、休みなく輝いている印象です。 黒点も全体の姿が見えるようになっています。 太陽の活発な活動に、引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が少し上がって 400km/秒と平均的な状態になりました。 磁場強度は、5nTから、一時的に10nT近くに高まりましたが、 現在は再び5nTに下がっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。 今後、この領域からの高速風がやって来る可能性があります。 コロナホールは、横方向の広がりがあるので、 明日、明後日から、太陽風の変化が始まるかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に振れています。 強度が高めだったため、振れ幅もやや大きくなり、 AE指数は、800nTの変動も発生しています。 2268黒点群で、M2.1、M2.0のフレアが発生しています。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、2268黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、太陽の東端の2277黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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