宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 2/ 1 11:39 更新 太陽風はやや高速になり、コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽の穏やかな状態は続いています。 2268黒点群や2277群では、 C1台の小さいフレアが2、3回発生した程度です。 GOES衛星のX線グラフは、 スイッチが切れた様に急に静かになっています。 また、2268群、2277群は、 黒点の見え方も少なくなっています。 太陽風は、今日に入った頃から磁場強度に変化が見え始め、 10nTを超えるくらいに強まる変化も来ています。 現在は、5〜10nTの間で変化していて、 引き続き上下しそうな様子です。 また、速度も変化が始まっているのか、 今朝までは400km/秒と平均的な速度で安定していましたが、 2時間ほど前から上がり始め、 現在は470km/秒とやや高速になっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真の南半球にある コロナホールの影響が及び始めているのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場の強まりとともに振れ幅も大きくなり、 やや南寄りに変化しています。 このため、磁気圏の活動もやや高まっていて、 AE指数は、グラフの後半から500nT前後の変化が 目立つ様になっています。 コロナホールの影響が始まったとすると、 3〜4日程度続く可能性があります。 満月に近い状態ですが、オーロラの活動も期待できそうです。 今朝、10時過ぎに種子島からH2Aの打ち上げが行われました。 霧島市の自宅から見ていたのですが、 青空の中にロケットの炎が現れ、 白い煙を伸ばしながら東の空に上がっていきました。 日常的にこういう光景が眺められるのは、さすが鹿児島です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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