宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:39)
昨日、C2.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 1 --- ---
1/31 02:44 C2.0
1/30 21:10 M2.4
17:19 C3.8
16:33 C6.7
14:56 M1.6
14:28 M1.7
13:46 C2.3
09:30 M2.0
08:41 C8.5
04:33 C6.4
03:10 C5.0

黒点  2/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2268 23 βγ M2
2271 6 β C1
2272 1 α ---
2273 2 α ---
2275 5 β C2
2276 3 β C4
2277 32 βγ M2
2278 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 447 -1.6
-2 h 405 -0.1
-4 h 399 -5.3
-6 h 397 -4.0
-8 h 413 -0.6
-10 h 408 -1.9
-12 h 409 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -26 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
2/ 1 0.7 1x10^2
1/31 1.5 6x10^1
1/30 1.6 2x10^2
1/29 0.8 1x10^2
1/28 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/27 12:46 M1.1のフレアが発生しました。太陽風の磁場が強まり、オーロラの活動を高めました。
2015/ 1/28 12:47 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。Cクラスのフレアが増えています。
2015/ 1/29 13:16 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速に戻っています。
2015/ 1/30 12:14 2268黒点群、2277黒点群の活動が高まっています。Mフレアが2回発生しました。
2015/ 1/31 12:21 Mクラスのフレアが2回発生しましたが、現在の太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 2/ 1 11:39 更新
太陽風はやや高速になり、コロナホールの影響が始まりそうです。

担当 篠原

太陽の穏やかな状態は続いています。
2268黒点群や2277群では、
C1台の小さいフレアが2、3回発生した程度です。

GOES衛星のX線グラフは、
スイッチが切れた様に急に静かになっています。
また、2268群、2277群は、
黒点の見え方も少なくなっています。


太陽風は、今日に入った頃から磁場強度に変化が見え始め、
10nTを超えるくらいに強まる変化も来ています。
現在は、5〜10nTの間で変化していて、
引き続き上下しそうな様子です。

また、速度も変化が始まっているのか、
今朝までは400km/秒と平均的な速度で安定していましたが、
2時間ほど前から上がり始め、
現在は470km/秒とやや高速になっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真の南半球にある
コロナホールの影響が及び始めているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場の強まりとともに振れ幅も大きくなり、
やや南寄りに変化しています。

このため、磁気圏の活動もやや高まっていて、
AE指数は、グラフの後半から500nT前後の変化が
目立つ様になっています。

コロナホールの影響が始まったとすると、
3〜4日程度続く可能性があります。
満月に近い状態ですが、オーロラの活動も期待できそうです。




今朝、10時過ぎに種子島からH2Aの打ち上げが行われました。
霧島市の自宅から見ていたのですが、
青空の中にロケットの炎が現れ、
白い煙を伸ばしながら東の空に上がっていきました。
日常的にこういう光景が眺められるのは、さすが鹿児島です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。