宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:50)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 01:37 C3.0
00:45 C1.7
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2178 3 α C1
2181 7 βγ C2
2182 11 β ---
2183 1 α ---
2184 1 α C1
2185 3 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 392 -2.7
-2 h 400 -3.6
-4 h 400 -2.9
-6 h 393 -0.6
-8 h 406 +0.5
-10 h 405 +2.2
-12 h 402 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
10/ 7 0.3 9x10^2
10/ 6 0.3 7x10^2
10/ 5 0.4 6x10^2
10/ 4 0.3 3x10^3
10/ 3 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/ 2 12:35 太陽風はやや低速ですが、磁気圏の活動は続いています。
2014/10/ 3 11:29 M7.3の中規模フレアが発生しました。太陽風はより低速になりそうです。
2014/10/ 4 13:16 太陽は穏やかです。太陽風は低速ですが、磁場強度が高まっています。
2014/10/ 5 12:43 太陽風の磁場が強まっています。太陽は穏やかです。
2014/10/ 6 12:17 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/10/ 7 11:50 更新
太陽風は平均的な速度です。太陽も穏やかです。9月の黒点数は87.6でした。

担当 篠原

掲載が遅くなりましたが、WDC-SILSOより、
2014年9月の黒点相対数が発表されています。
87.6 と5ヶ月ぶりに80台に上がりました。

20年間の長期変化の図を掲載します。
この4ヶ月は、一段下がったところに点が集まっていましたが、
9月は久しぶりに高まっています。
こうして増減しながら極小に向かっていくのでしょう。

また、明日の夜はいよいよ3年ぶりの皆既月食です。
国立天文台に詳しい紹介があります。
鹿児島の天気予報は、肝心の夕方に雲マークが出ていて、
ちょっと心配になっています。
前回(記事)が雨混じりの観望だったので、
今回こそと期待しています。



現在の太陽風は、
速度は400km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度は4nTから3nTに弱まり気味です。

今朝、7日6時(世界時6日21時)頃から
磁場が南寄りに変わり、
-3nTくらいの弱い南向きが続いています。

このため、磁気圏の活動もやや高まって、
AE指数のグラフは、中盤までは静かでしたが、
最後に400nTくらいの小さい変化が発生しています。


太陽では、南西(右下)の2181黒点群で
C1の小さいフレアが2回、
南東(左下)に新しく現れた2185黒点群で
C3.0の小規模フレアが発生しています。

この後も、小さい活動が見られる程度でしょう。




太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。