宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/10/ 6 12:17 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 宇宙天気の話題ではありませんが、 先月末より、SOHO衛星LASCO C3カメラの右側に、 金星が明るい姿を現しています。 次第に太陽に近づく様子を、動画で紹介します。 金星は太陽の向こう側を通過しているところです。 今月26日頃に太陽に一番近づいて、 その後左側へ通り抜けていきます。 太陽風磁場の強まりは、昨日いっぱいで終わり、 現在は5nTと平均的な強度に戻っています。 速度も400km秒と平均的な速さで、 太陽風は穏やかです。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は静穏で、AE指数には目立った変化はありません。 SDO衛星AIA193の北半球側に見えていた コロナホール(周囲よりも薄暗く見える領域)は、 中心線を通り過ぎて、西側(右側)に動いています。 この領域からの影響が来るとすると、そろそろだと思います。 太陽風に弱い高まりが見られるかもしれません。 太陽は、C1の小さいフレアが4カ所で発生していますが、 活動の目立つ領域はなく、穏やかです。 太陽の向こう側を金星が通過しつつあります。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画作成 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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