宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
一昨日、M7.3の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 --- ---
10/ 4 --- ---
10/ 3 20:41 C2.5
19:40 C2.2
15:35 C9.0
12:58 C5.0
11:56 C5.7
09:05 C3.2
07:50 C3.6
03:48 M7.3
02:07 M1.5

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2176 2 β ---
2177 8 β C1
2178 13 β C2
2179 1 α ---
2181 14 β C2
2182 5 β ---
2183 1 α ---
2184 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 408 +2.5
-2 h 405 +2.3
-4 h 403 +2.0
-6 h 389 +4.7
-8 h 385 +2.1
-10 h 377 +11.9
-12 h 373 +11.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
10/ 5 0.4 6x10^2
10/ 4 0.3 3x10^3
10/ 3 0.5 3x10^3
10/ 2 0.5 4x10^3
10/ 1 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 9/30 12:06 太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが強まっています。
2014/10/ 1 19:43 太陽風磁場の南寄りが続き、磁気圏は活動的です。
2014/10/ 2 12:35 太陽風はやや低速ですが、磁気圏の活動は続いています。
2014/10/ 3 11:29 M7.3の中規模フレアが発生しました。太陽風はより低速になりそうです。
2014/10/ 4 13:16 太陽は穏やかです。太陽風は低速ですが、磁場強度が高まっています。
最新のニュース

2014/10/ 5 12:43 更新
太陽風の磁場が強まっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風磁場の強まりが続いています。
昨日のニュース以降も、10〜15nTの範囲で推移し、
今朝くらいから少し弱まりつつあるのか、
現在は10nTくらいです。

一方、速度は350km/秒の低速状態からゆっくりと上がり、
現在は400〜450km/秒と平均的な速さに上がっています。
更に上昇を続けるのかどうか、注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
昨夜までは北向きに強まっていましたが、
今日に入った頃から0nT付近で変化する様に変わっています。

磁気圏の活動は穏やかで、
AE指数に目立った変化はありません。


太陽は、2173群、2172群が没するとともに
X線の強度も下がり、穏やかになっています。
2178群と2177群で、
C1の小さいフレアが4回起きている程度です。

東端でも活動的な様子は見られず、
太陽はしばらく穏やかになりそうです。




台風18号が接近していますが、
台風との位置関係のおかげか、
風は強まっていますが、時折激しくなる程度です。
今日、明日とどうぞ十分ご注意下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。