宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 1/11 13:29 更新 太陽風は平均的な速度で、穏やかに推移しそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒へやや下がり、 平均的な状態が続いています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態から、 グラフの最後は2nTと少し弱くなって言います。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部にコロナホールはなく、 南東側に縦に広がるコロナホールが見えています。 この領域の影響が始まる6日後くらいまで、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 AE指数は、太陽風磁場が弱い南寄りになっているため、 250nT前後の小規模の変化が見られています。 今後、速度が下がって行くと、 磁気圏の変化は小さくなっていくでしょう。 太陽は、X線グラフはほとんど変化がなく、 穏やかに推移しています。 昨夕から、北西側(右上)に黒点が新しく発生しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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