宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 1/ 8 14:15 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。太陽も穏やかです。 担当 篠原 DSCOVR衛星の速度データは乱れが続いていますが、 現在の太陽風は300km/秒と低速の状態が続いています。 昨日の太陽風も、実際には低速になっていた様です。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 南北成分は、弱い北寄りです。 速度が下がっていることと重なり、磁気圏はとても穏やかです。 AE指数は全く変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは西側にだいぶ進んでいますが、 影響は見られないのでしょうか。 太陽は、2924黒点群が目立っていますが、 活動は低調で、C2.7の小規模フレアが今朝発生した程度です。 STEREO Ahead衛星によると、 太陽の東端の向こう側の南北両方から活動的な領域が近づいています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真でも明るく光っています。 どの様な領域が現れるか注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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