宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 1/ 5 13:31 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 470km/秒から410km/秒へゆっくり下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な値でしたが、 グラフの最後で8nTへやや強まっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さくなっています。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は後半から変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球の縦に伸びるコロナホールが 太陽の中心線に達しています。 3日後の8日くらいから、この領域の影響が始まりそうです。 横の広がりが小さいことや緯度が高めなので、 影響は限定的かもしれません。 太陽は、南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。 しかし、X線グラフは目立った変化はなく、 今のところ活動は穏やかな様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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