宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 1/ 4 14:18 更新 高速太陽風は終わりつつあります。太陽は新しい領域が現れそうです。 担当 篠原 太陽風は、今日の昼までは 500km/秒と高速の状態が続いていましたが、 グラフの最後で少し下がり、現在は470km/秒です。 高速風は終わりを迎えそうです。 磁場強度は、5〜7nTと少し強めで推移しています。 南北成分は、南寄りで推移していて、 AE指数は200〜800nTの小中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 南極から縦に伸びるコロナホールが中心線に近付いています。 4日後くらいに この領域の影響で太陽風速度が高まりそうです。 太陽は、南東の端近くに新しい黒点が発生しています。 GOES衛星のX線グラフを見ると、 Bクラスの小さい変化が何度も発生しています。 このうちの後半のフレアは 太陽の南東の端(左下)の向こう側で発生していて、 活動的な領域がこちら側に近づいている様です。 STEREO Ahead衛星によると、 北側にも活動的な領域がある様です。 それぞれどの様な領域が現れるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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