宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 1/ 3 10:22 更新 高速太陽風が続き、磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 540km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 昨日のニュース以降は少しずつ低下し、 グラフのデータに乱れがある様ですが、 現在は500km/秒前後で推移しています。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、5〜7nTと少し強まっています。 南北成分は、南向きに変化する時間帯が見られ、 その頃にAE指数も300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 激しくはない様ですが、 極域ではきれいなオーロラが現れているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 現在の高速太陽風と関係していると思われるコロナホールは、 西の端に近付いてほとんど見えなくなっています。 この後、太陽風の速度は次第に下がっていくのではないでしょうか。 そして、南東側(左下)に次のコロナホールが見えています。 緯度が高めですが、5日後くらいに影響が始まるかもしれません。 太陽は、フレアを起こしていた2918黒点群が西の端に沈み、 南側で大きな姿を見せていた2916群も沈もうとしています。 X線グラフを見ると、 昨日のニュース以降はBクラスの小さいフレアだけになっています。 これらは2918群、2916群で発生しているので、 この後、太陽は静かになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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