宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:53)
昨日、C8.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線の最新データがありません。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 2 --- ---
1/ 1 04:32 C8.1
12/31 15:28 C9.8
13:43 C1.9

黒点  1/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2916 4 βγ ---
2918 2 β M1
2922 3 β ---
2923 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 549 -0.7
-2 h 542 +1.3
-4 h 548 +1.6
-6 h 552 -0.7
-8 h 547 -2.7
-10 h 544 -0.8
-12 h 547 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 2 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - -x10^-
1/ 2 - -x10^-
1/ 1 0.7 5x10^2
12/31 0.8 4x10^2
12/30 0.7 2x10^3
12/29 0.7 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/28 13:39 太陽風の速度はやや高まっています。M1.8の中規模フレアが発生しました。
2021/12/29 13:47 M1.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/12/30 10:30 太陽風の弱い変化が到来しています。太陽は穏やかです。
2021/12/31 10:17 太陽風の速度は少し高まっています。太陽は黒点が少なくなっています。
2022/ 1/ 1 11:41 C9、C8の小規模フレアが発生しています。太陽風の速度が高まるかもしれません。
最新のニュース

2022/ 1/ 2 10:53 更新
太陽風は高速になっています。太陽は穏やかになりそうです。

担当 篠原

昨日470km/秒へ少し高まっていた太陽風の速度は、
昨夕、1日18時(世界時1日9時)に更に540km/秒へ高まり、
高速風に変わりました。
以降、この状態が続いています。

太陽風の磁場強度は、
9nTから7nTヘゆっくりと下がっています。
まだ少し強まった状態です。

SDO衛星AIA193で見えていた
コロナホールの影響が到来しているのかもしれません。
コロナホールの広がりは小さかったのですが、
太陽風の速度はしっかりと高まっています。

太陽風磁場の南北成分は、南北にゆっくり変化しています。
速度が高まった影響もあり、磁気圏の活動はやや強まっていて、
AE指数では300〜500nTの小規模の変化が
数時間おきに発生しています。

太陽風の磁場は、グラフの最後も南北に変化しています。
この後も磁気圏の活動が見られそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールは西の端に近付いていて、微かに見える程度です。
この後、太陽風への影響は弱くなりそうです。


太陽では、昨夕、1日16時(世界時1日7時)に、
北西の端(右上)に近づいている2918黒点群で
M1.1の中規模フレアが発生しました。
2918群では、C2.3、C1.0の小規模フレアも発生しています。

この後、2918群は太陽の向こう側に回ってしまいます。
太陽のフレア活動は穏やかになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。