宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 1/ 2 10:53 更新 太陽風は高速になっています。太陽は穏やかになりそうです。 担当 篠原 昨日470km/秒へ少し高まっていた太陽風の速度は、 昨夕、1日18時(世界時1日9時)に更に540km/秒へ高まり、 高速風に変わりました。 以降、この状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、 9nTから7nTヘゆっくりと下がっています。 まだ少し強まった状態です。 SDO衛星AIA193で見えていた コロナホールの影響が到来しているのかもしれません。 コロナホールの広がりは小さかったのですが、 太陽風の速度はしっかりと高まっています。 太陽風磁場の南北成分は、南北にゆっくり変化しています。 速度が高まった影響もあり、磁気圏の活動はやや強まっていて、 AE指数では300〜500nTの小規模の変化が 数時間おきに発生しています。 太陽風の磁場は、グラフの最後も南北に変化しています。 この後も磁気圏の活動が見られそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールは西の端に近付いていて、微かに見える程度です。 この後、太陽風への影響は弱くなりそうです。 太陽では、昨夕、1日16時(世界時1日7時)に、 北西の端(右上)に近づいている2918黒点群で M1.1の中規模フレアが発生しました。 2918群では、C2.3、C1.0の小規模フレアも発生しています。 この後、2918群は太陽の向こう側に回ってしまいます。 太陽のフレア活動は穏やかになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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