宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/30 10:30 更新 太陽風の弱い変化が到来しています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続き、 昨夜遅くには350km/秒まで下がりました。 しかし、今朝早くから高まり始め、 現在は460km/秒となっています。 磁場強度も、5nTと平均的な状態から、 速度とともに変化が始まって、20nTにまで達しました。 現在はグラフの最後で10nTに下がっています。 太陽風がこの後どのように変化するか、注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフでは見にくいですが、 中盤までは弱い南寄りになっていました。 このため、磁気圏では弱い変化が発生して、 AE指数のグラフは200〜400nTの小規模の変化が続いています。 しかし、後半は磁場が北寄りに強まっていて、 AE指数の変化は見られなくなっています。 今後、南北成分が南向きに切り替わる変化が発生すると、 磁気圏の活動が少し高まるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 中心部の小さいコロナホールが西半球側に進んでいます。 明後日くらいに弱い影響が到来するかもしれません。 太陽は、昨日のニュースの時のC4.6小規模フレア以降 目立った変化がなくなっています。 黒点たちは西側に進んでしまい、 SDO衛星AIA193の写真では、 東側(左側)は明るい領域が見られなくなっています。 この後、太陽は穏やかになりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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