宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/29 13:47 更新 M1.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 昨日、M1.8のフレアを起こした2918黒点群は、 夕方、28日16時半(世界時28日7時半)に C7.0とやや大きい小規模フレアを起こし、 今日未明、29日1時(世界時28日16時)には、 M1.6と2回目の中規模フレアを起こしています。 その後は落ち着いている印象ですが、 どう推移するでしょうか。 X線グラフの最後で、 C4.6の小規模フレアが発生しています。 これは、太陽中心部南側の2916群で発生しています。 太陽風は、DSCOVR衛星のデータに乱れがある様ですが、 昨日のニュース以降は速度は低下していて、 現在は410km/秒と平均的な速さに戻っています。 太陽風速度の高まりは、1日程度で終わっています。 磁場強度も10nTから5nTへ下がり、平均的な状態です。 AE指数のグラフは、 中盤までは300〜500nTの小規模の変化が続いていますが、 その後は変化が見られなくなっています。 太陽風速度の高まりが終わって、磁気圏は穏やかになりそうです。 SDO衛星AIA193では、中心にコロナホールが見えています。 広がりが小さいので、影響は限定的になりそうですが、 3日後の元日頃に影響がやって来るかもしれません。 新年最初のオーロラ活動に繋がるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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