宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/28 13:39 更新 太陽風の速度はやや高まっています。M1.8の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、27日17時半(世界時27日8時半)に、 速度が330km/秒から370km/秒へ級に高まる 小さい変化が発生しています。 DSCOVR衛星のデータが少し不安定になっている様ですが、 その後、太陽風の速度はゆっくりと上昇して、 現在は470km/秒とやや高速になっています。 磁場強度は、10nTと強まった状態です。 最初の急な変化は、 CME(コロナ質量放出)に関係している可能性がありますが、 その後の高まりは、 コロナホールの影響が始まったのかもしれません。 磁場が強まった状態が続いているので、 速度は更に高まるかもしれません。 推移に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 急な変化の後に、-10nTの強い南向きが発生し、 AE指数で1200nTに達する大きな変化が発生しています。 その後は磁場は0nT付近で、AE指数の変化は小さくなっています。 太陽風のグラフの最後は、南向きの変化が少し強まっています。 この後、オーロラの活動もやや高まるかもしれません。 太陽は、ちょうど今、 28日13時(世界時28日4時)に、北半球の2918黒点群で、 M1.8の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 2918群では、今朝くらいから Cクラスの小規模フレアが連続するようになっていて、 注目して下さいと書こうとしていた所でした。 この後も活動は続くでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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