宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/28 12:48 M1.8
11:07 C2.7
08:20 C2.2
04:25 C1.4
12/27 05:00 C3.2
12/26 13:35 C2.0
09:15 C2.6
03:53 C3.4
01:15 C3.1
00:45 C3.0

黒点 12/28 (NOAA)
磁場 フレア
2916 21 β ---
2918 15 β C3
2919 1 α ---
2920 8 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 467 -5.0
-2 h 444 -1.7
-4 h 445 -1.3
-6 h 444 +1.7
-8 h 455 +2.4
-10 h 452 +1.4
-12 h 469 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
12/28 0.7 2x10^3
12/27 0.7 4x10^3
12/26 0.7 2x10^3
12/25 0.8 3x10^3
12/24 0.8 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/23 13:54 フレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態が続いています。
2021/12/24 12:11 高速太陽風は、速度が下がり始めています。
2021/12/25 12:32 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
2021/12/26 10:57 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が少し高まりました。
2021/12/27 13:31 太陽風は低速になっています。太陽の活動は落ち着いてきました。
最新のニュース

2021/12/28 13:39 更新
太陽風の速度はやや高まっています。M1.8の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、27日17時半(世界時27日8時半)に、
速度が330km/秒から370km/秒へ級に高まる
小さい変化が発生しています。

DSCOVR衛星のデータが少し不安定になっている様ですが、
その後、太陽風の速度はゆっくりと上昇して、
現在は470km/秒とやや高速になっています。
磁場強度は、10nTと強まった状態です。

最初の急な変化は、
CME(コロナ質量放出)に関係している可能性がありますが、
その後の高まりは、
コロナホールの影響が始まったのかもしれません。
磁場が強まった状態が続いているので、
速度は更に高まるかもしれません。
推移に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
急な変化の後に、-10nTの強い南向きが発生し、
AE指数で1200nTに達する大きな変化が発生しています。
その後は磁場は0nT付近で、AE指数の変化は小さくなっています。

太陽風のグラフの最後は、南向きの変化が少し強まっています。
この後、オーロラの活動もやや高まるかもしれません。


太陽は、ちょうど今、
28日13時(世界時28日4時)に、北半球の2918黒点群で、
M1.8の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

2918群では、今朝くらいから
Cクラスの小規模フレアが連続するようになっていて、
注目して下さいと書こうとしていた所でした。
この後も活動は続くでしょうか。



1918黒点群で発生したM1.8の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。