宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/27 05:00 C3.2
12/26 13:35 C2.0
09:15 C2.6
03:53 C3.4
01:15 C3.1
00:45 C3.0
12/25 22:19 C3.3
21:19 C3.0
18:44 C2.2
18:02 C1.9

黒点 12/27 (NOAA)
磁場 フレア
2912 1 α ---
2916 17 β C1
2918 17 β C3
2919 1 α ---
2920 9 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 329 -1.6
-2 h 313 -0.3
-4 h 318 -2.8
-6 h 336 -2.4
-8 h 345 -1.0
-10 h 350 -1.2
-12 h 360 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 5 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
12/27 0.7 4x10^3
12/26 0.7 2x10^3
12/25 0.8 3x10^3
12/24 0.8 4x10^3
12/23 0.9 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/22 13:24 活発にフレアが発生しています。高速太陽風が続いています。
2021/12/23 13:54 フレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態が続いています。
2021/12/24 12:11 高速太陽風は、速度が下がり始めています。
2021/12/25 12:32 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
2021/12/26 10:57 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が少し高まりました。
最新のニュース

2021/12/27 13:31 更新
太陽風は低速になっています。太陽の活動は落ち着いてきました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方くらいに400klm/秒台を割り、
低速になりました。
現在は320km/秒まで下がっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。

磁気圏は静穏で、
AE指数は200nTくらいの小さい変化が3回発生した程度です。

SDO衛星AIA193では、
中心部の東西両側にコロナホールが見えています。
右の領域の影響は、明後日くらいに始まるかもしれません。
左の領域は、その3日後くらいでしょうか。
年末から年始にかけて、
オーロラ活動の高まりは見られるでしょうか。


太陽は、西の端で発生したC3.2の小規模フレアが最大の変化で、
こちら側の黒点では、
2920群でC1.4の小規模フレアが発生した程度です。

2916黒点群は、大きな姿で目立っていますが、
フレアは特に発生していません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。