宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/12/25 12:32 更新 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 太陽では、Cクラスのフレアが続いています。 昨日のニュース以降、 C7.4、C5.7、C5.5、C4.2、C5.2などのフレアと C1〜3のフレアが7回ほど発生しています。 フレアを起こしているのは、2907、2908、2917黒点群です。 2907、2908群は既に太陽の西の端(右端)に近く、 この後、沈んで見えなくなります。 東端(左端)から活動的な領域が現れていますが、 太陽の活動はどうなるでしょうか。 太陽風は、昨日のニュースの後に500km/秒台を割り、 現在は430km/秒前後と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も4nTと平均的な状態です。 高速の太陽風は、4日ほど続きました。 磁場の南北成分は、南寄りに変化をしています。 磁気圏では小規模の活動が見られ、 AE指数では200〜300nTの変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 北極から伸びるコロナホールが西に進んでいます。 この領域の影響はどの程度になるでしょうか。 今日、明日と宇宙天気ニュースを外部で運用しています。 フレア検出などのリアルタイムの処理が停止していて、 ページ左側の数値もニュースを書いた時点の値で停止しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |