宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/12/24 12:11 更新 高速太陽風は、速度が下がり始めています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 太陽のフレアは、回数は多い状態が続いていますが、 規模は小さいものばかりになっています。 NOAA/SWPCの記録では、 西の端に近付いた2907黒点群を中心に、 C1〜2の小規模フレアが13回ほど発生しています。 X線グラフは、 C1の線を挟むように細かい変化が続いていますが、 突出した変化は見られなくなっています。 このまま落ち着いて行くのかどうか、 引き続き注目してください。 とニュースを書いている所に、 2907黒点群でC5.1の小規模フレアが発生しました。 X線グラフでは、右端に変化が見えています。 太陽風は、570km/秒から500km/秒へ速度が下がり、 高速風の太陽風は終わりが近付いている様です。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りになっています。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は小さい変化が2回ほど起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 北極から縦に伸びるコロナホールが 太陽の中心線付近に見えています。 週末に学内の点検のため停電が行われます。 このため、今日の夕方から月曜日にかけて、 宇宙天気ニュースを外部に移動します。 記事の更新は続ける予定ですが、 グラフの更新やフレア検出などは、この間停止します。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |