宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/23 13:54 更新 フレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽では、フレアの発生が続いています。 昨日の夕方、22日16時(世界時22日7時)に 2908群でM1.3の中規模フレア。 今日未明、23日3時(世界時22日18時)に 2907群でC8.8の小規模フレア。 この他に、C1〜3の小規模フレアが12回ほど記録されています。 黒点群の数も9個に達しています。 STEREO Ahead衛星の画像によると、 東端の向こう側からは新しい活動領域が近づいている様で、 引き続き太陽の活動に注目して下さい。 太陽風は、570km/秒の高速風が続いています。 磁場強度も5nTと平均的な値で安定しています。 速度のグラフは値が安定しすぎていて、 少し不自然さを感じるのですが、 ACE衛星のデータも同じくらいの速度になっています。 速度のグラフは最後で一段下がっています。 この後の状態に注目してください。 磁場の南北成分は、グラフの前半は小幅の南寄りになっています。 AE指数では、800nTの中規模の変化と、 その前後に300nT程度の小幅の変化が続きました。 グラフの最後は変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東側に縦に伸びるコロナホールが見えています。 次の影響はこの領域でしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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