宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:54)
今日、C8.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 12:20 C2.5
08:45 C1.9
07:09 C2.0
02:58 C8.8
12/22 19:07 C3.4
15:58 M1.3
14:19 C4.0
09:13 C5.7
07:31 C6.3
05:37 C3.9
04:04 C4.9
02:37 C4.9
12/21 20:33 M1.4
16:45 M1.1
15:56 C4.9
15:00 C4.0
13:45 C3.3
12:39 C2.8
10:45 C5.5

黒点 12/23 (NOAA)
磁場 フレア
2907 14 βγ C9
2908 16 βγ M1
2909 3 α C5
2911 1 α ---
2912 1 α ---
2915 3 β ---
2916 3 β M1
2917 2 β ---
2918 4 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 555 +0.8
-2 h 576 +0.5
-4 h 570 +0.1
-6 h 564 -0.0
-8 h 585 -0.9
-10 h 590 -1.2
-12 h 583 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -2 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
12/23 0.9 2x10^3
12/22 0.7 2x10^3
12/21 0.8 5x10^2
12/20 0.8 5x10^2
12/19 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/18 12:45 太陽風は低速になっています。Cクラスのフレアが続いています。
2021/12/19 12:40 C6.3の小規模フレアとCMEが発生しています。太陽風はより低速になっています。
2021/12/20 12:55 高速太陽風が到来しています。 Cクラスフレアが続いています。
2021/12/21 14:01 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は更に高まっています。
2021/12/22 13:24 活発にフレアが発生しています。高速太陽風が続いています。
最新のニュース

2021/12/23 13:54 更新
フレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態が続いています。

担当 篠原

太陽では、フレアの発生が続いています。
昨日の夕方、22日16時(世界時22日7時)に
2908群でM1.3の中規模フレア。
今日未明、23日3時(世界時22日18時)に
2907群でC8.8の小規模フレア。
この他に、C1〜3の小規模フレアが12回ほど記録されています。

黒点群の数も9個に達しています。
STEREO Ahead衛星の画像によると、
東端の向こう側からは新しい活動領域が近づいている様で、
引き続き太陽の活動に注目して下さい。


太陽風は、570km/秒の高速風が続いています。
磁場強度も5nTと平均的な値で安定しています。
速度のグラフは値が安定しすぎていて、
少し不自然さを感じるのですが、
ACE衛星のデータも同じくらいの速度になっています。

速度のグラフは最後で一段下がっています。
この後の状態に注目してください。

磁場の南北成分は、グラフの前半は小幅の南寄りになっています。
AE指数では、800nTの中規模の変化と、
その前後に300nT程度の小幅の変化が続きました。
グラフの最後は変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北東側に縦に伸びるコロナホールが見えています。
次の影響はこの領域でしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。