宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:24)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/22 09:13 C5.7
07:31 C6.3
05:37 C3.9
04:04 C4.9
02:37 C4.9
12/21 20:33 M1.4
16:45 M1.1
15:56 C4.9
15:00 C4.0
13:45 C3.3
12:39 C2.8
10:45 C5.5
12/20 20:14 M1.9
19:41 C2.9
12:13 C4.4
06:04 C3.7
04:08 C1.9
01:19 C1.8

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
2907 14 βγ C6
2908 18 β M2
2909 3 α C5
2910 3 β ---
2911 1 α ---
2912 1 α ---
2913 1 α ---
2914 2 β ---
2915 3 β ---
2916 1 α M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 573 -0.0
-2 h 571 +0.8
-4 h 573 +0.1
-6 h 571 +1.5
-8 h 561 +2.2
-10 h 569 -1.5
-12 h 573 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
12/22 0.7 2x10^3
12/21 0.8 5x10^2
12/20 0.8 5x10^2
12/19 0.7 4x10^2
12/18 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/17 13:23 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/12/18 12:45 太陽風は低速になっています。Cクラスのフレアが続いています。
2021/12/19 12:40 C6.3の小規模フレアとCMEが発生しています。太陽風はより低速になっています。
2021/12/20 12:55 高速太陽風が到来しています。 Cクラスフレアが続いています。
2021/12/21 14:01 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は更に高まっています。
最新のニュース

2021/12/22 13:24 更新
活発にフレアが発生しています。高速太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽では、フレアが活発に続いています。
昨日のニュース以降、Mクラスの中規模フレアが2回、
Cクラスの小規模フレアが10回ほど発生しています。

Mフレアは、太陽の東端(左端)に新しく現れた
2916黒点群で発生しています。
21日16時半(世界時21日7時半)にM1.1、
21日20時半(世界時21日11時半)にM1.4と連続しています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
2916群は、この後もC3.9、C5.7の小規模フレアを起こしています。
今後の活動に注目して下さい。

また、太陽の中心付近の2909黒点群で、
今朝、22日4時(世界時21日19時)に、
C4.9の小規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131、193の動画を2枚目に掲載していますが、
AIA193の画像では、コロナのガスが飛び出す様な変化が見えています。
このため、CME(コロナ質量放出)が発生している可能性があります。
太陽の中心線に近い位置なので、乱れは地球へ向かっている可能性が高く、
25日頃に太陽風の変化が到来するかもしれません。
昨日紹介したCMEとともに注目して下さい。


太陽風は、570km/秒と少し速度が下がっていますが、
依然、高速の状態が続いています。
磁場強度は5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、0nT付近か比較的北寄りの傾向です。
磁気圏の活動は時々活発になる程度で、
AE指数は700nTの変化が2回発生していますが、
その前後は変化が小さい状態です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に過ぎています。
この後、高速風は終わりに向かいそうです。



2916黒点群で発生したM1.1、M1.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2909黒点群で発生したC4.9の小規模フレア。SDO衛星AIA131、193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。