宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/22 13:24 更新 活発にフレアが発生しています。高速太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽では、フレアが活発に続いています。 昨日のニュース以降、Mクラスの中規模フレアが2回、 Cクラスの小規模フレアが10回ほど発生しています。 Mフレアは、太陽の東端(左端)に新しく現れた 2916黒点群で発生しています。 21日16時半(世界時21日7時半)にM1.1、 21日20時半(世界時21日11時半)にM1.4と連続しています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2916群は、この後もC3.9、C5.7の小規模フレアを起こしています。 今後の活動に注目して下さい。 また、太陽の中心付近の2909黒点群で、 今朝、22日4時(世界時21日19時)に、 C4.9の小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131、193の動画を2枚目に掲載していますが、 AIA193の画像では、コロナのガスが飛び出す様な変化が見えています。 このため、CME(コロナ質量放出)が発生している可能性があります。 太陽の中心線に近い位置なので、乱れは地球へ向かっている可能性が高く、 25日頃に太陽風の変化が到来するかもしれません。 昨日紹介したCMEとともに注目して下さい。 太陽風は、570km/秒と少し速度が下がっていますが、 依然、高速の状態が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、0nT付近か比較的北寄りの傾向です。 磁気圏の活動は時々活発になる程度で、 AE指数は700nTの変化が2回発生していますが、 その前後は変化が小さい状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に過ぎています。 この後、高速風は終わりに向かいそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2909黒点群で発生したC4.9の小規模フレア。SDO衛星AIA131、193。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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