宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
今日、C4.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/20 12:13 C4.4
06:04 C3.7
04:08 C1.9
01:19 C1.8
12/19 20:55 C1.5
02:09 C6.3
12/18 --- ---

黒点 12/20 (NOAA)
磁場 フレア
2906 1 α ---
2907 15 βγ C4
2908 13 β ---
2909 4 β C1
2910 2 α ---
2911 3 α C2
2912 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 537 +2.5
-2 h 507 -4.1
-4 h 452 +3.1
-6 h 450 +3.6
-8 h 429 +6.7
-10 h 410 -10.3
-12 h 398 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -26 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h 19 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
12/20 0.8 5x10^2
12/19 0.7 4x10^2
12/18 0.7 2x10^2
12/17 0.8 4x10^2
12/16 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/15 12:52 C6.0の小規模フレアが発生しました。太陽の東端に黒点が並んでいます。
2021/12/16 13:15 Cクラスのフレアが続いています。高速太陽風が到来しています。
2021/12/17 13:23 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/12/18 12:45 太陽風は低速になっています。Cクラスのフレアが続いています。
2021/12/19 12:40 C6.3の小規模フレアとCMEが発生しています。太陽風はより低速になっています。
最新のニュース

2021/12/20 12:55 更新
高速太陽風が到来しています。 Cクラスフレアが続いています。

担当 篠原

昨夜から太陽風の速度が上昇を始め、
330km/秒の低速風から、
現在は550km/秒の高速風に変わっています。

太陽風の磁場強度も同様に強まり始め、
今朝早くに24nTに達しました。
その後は下がっていますが、
現在も7nTとやや強まった状態です。

SDO衛星AIA193の太陽の中心部に見えていた
コロナホールの影響が到来した可能性があります。
今日の写真では、やや見にくくなっていますが、
コロナホールは太陽の中心線を通り過ぎようとしています。
これから5日くらい太陽風速度の高まりは続くかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場が強まっていた頃に南向きに大きく変化しています。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は1000nTに達する大きな変化が2回発生しています。

磁場がピークに達した後は、
南向きの変化は少なくなり、
AE指数の変化も小規模になっています。

現在は太陽風の速度が高まっているので、
磁場が南向きに変化すると、
オーロラの活動も高まることが期待できます。


太陽は、中心部の南側にある2907、2908、2909黒点群で、
C1.5、C1.8、C1.8、C3.7、C1.6、C4.4と
小規模フレアが続いています。

黒点もあちこちに見えていて、
にぎやかな太陽面です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。