宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/20 12:55 更新 高速太陽風が到来しています。 Cクラスフレアが続いています。 担当 篠原 昨夜から太陽風の速度が上昇を始め、 330km/秒の低速風から、 現在は550km/秒の高速風に変わっています。 太陽風の磁場強度も同様に強まり始め、 今朝早くに24nTに達しました。 その後は下がっていますが、 現在も7nTとやや強まった状態です。 SDO衛星AIA193の太陽の中心部に見えていた コロナホールの影響が到来した可能性があります。 今日の写真では、やや見にくくなっていますが、 コロナホールは太陽の中心線を通り過ぎようとしています。 これから5日くらい太陽風速度の高まりは続くかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場が強まっていた頃に南向きに大きく変化しています。 このため、磁気圏の活動も高まって、 AE指数は1000nTに達する大きな変化が2回発生しています。 磁場がピークに達した後は、 南向きの変化は少なくなり、 AE指数の変化も小規模になっています。 現在は太陽風の速度が高まっているので、 磁場が南向きに変化すると、 オーロラの活動も高まることが期待できます。 太陽は、中心部の南側にある2907、2908、2909黒点群で、 C1.5、C1.8、C1.8、C3.7、C1.6、C4.4と 小規模フレアが続いています。 黒点もあちこちに見えていて、 にぎやかな太陽面です。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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