宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/19 12:40 更新 C6.3の小規模フレアとCMEが発生しています。太陽風はより低速になっています。 担当 篠原 今日の未明、19日2時半(世界時18日17時半)に、 太陽の南東の端(左下)で、 C6.3の小規模フレアが発生しました。 (ほぼ同時に2907群でもフレアが発生しています) SDO衛星AIA131、GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 SDO衛星の画像を見ると、 活動領域が太陽のこちら側に現れた直後に発生した様です。 可視光写真と比べると、この領域に黒点はできていない様です。 GOES衛星の画像では、 フレアとともにコロナが飛び出す様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されていて、 太陽の左に向かってガスが飛び出しています。 地球に対して横向きなので、影響はありません。 X線グラフでは、目立った変化はこのフレアくらいで、 他は穏やかです。 この後の活動はどうなるでしょうか。 太陽の東端では、4か所に黒点が現れています。 太陽風は、速度が350km/秒から330km/秒へ少し下がり、 より低速になっています。 SDO衛星では、 太陽の中心部のコロナホールが西に進んでいます。 コロナホールの広がりが分かりにくくなっていますが、 明後日くらいに変化が到来する可能性があります。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星SUVI 304によるC6.3フレア。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左に向かって飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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