宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/15 12:52 更新 C6.0の小規模フレアが発生しました。太陽の東端に黒点が並んでいます。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の2907黒点群の活動が強まっています。 昨夕、14日17時半(世界時14日8時半)のC1.4から始まって、 C1.1、C1.3、C1.6、C3.0、C3.0と次第に強まり、 今朝、15日9時(世界時15日0時)には、 C6.0の小規模フレアを起こしています。 GOES衛星のX線グラフは、 全体の強度も次第に高まっています。 可視光写真では、2907黒点群の左側に、 太陽の東端にかけて黒点が並んでいます。 (拡大写真を掲載しています) 後ろの黒点群の活動度はまだ分かりませんが、 この後の太陽の活動に注目してください。 太陽風は、低速の風が続いていますが、 320km/秒前後の状態から、 グラフの終わりに350km/秒へ少し上がっています。 磁場強度も、3nTから10nTへ上がっています。 この後、どの様に推移するでしょうか。 磁場の南北成分は、南寄りの変化になっています。 AE指数は、100〜300nTと小規模ですが変化が続いています。 太陽の南東に現れた黒点の列。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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