宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/12/14 13:04 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、320km/秒と低速の風が続いています。 8nTに少し強まっていた磁場強度は、 5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向で、 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。 AE指数は一時的に変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西に進み、 影響が始まる目安の位置に近付いています。 この後、太陽風に変化が見られるかもしれません。 太陽は、南東側(左下)に、2905、2906、2907と 3つの黒点群が見えています。 昨日北東側(左上)に見えていた黒点は、 その後消えています。 X線グラフは、全体の強度が上がってきましたが、 フレアの変化は小さいものばかりです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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