宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/10 12:49 更新 無黒点が続いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽は今日も無黒点です。 X線グラフも低い状態が続いていますが、 グラフの最後にA8の小さい変化が発生しています。 これは、太陽の南東の端(左下)の 向こう側にある領域でフレアが発生して、 その影響が地球から見えたための様です。 STEREO Ahead衛星の画像によると、 東端から30度ほど向こう側に活動的な領域がある様で、 2〜3日後くらいに姿を現しそうです。 太陽風は、速度が310km/秒まで下がっていて、 低速の風になっています。 磁場強度は、2〜3nTとやや弱くなっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は一時的に小さい変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193では、 南東側(左下)のコロナホールが見え始めています。 27日前の写真と比べると小さくなっている様で、 太陽風への影響も小さくなる可能性があります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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