宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/12/13 13:09 更新 黒点が増えています。太陽風は低速の状態です。 担当 篠原 太陽の南東(左下)に現れていた黒点に、 2905群と番号が付けられています。 また、北東側(左上)に新しい黒点が出現し、 南東の端(左下)の活動的な領域にも小さい黒点が見えています。 この領域で、今朝、13日6時(世界時12日21時)に C1.2の小規模フレアが発生しました。 今後の活動はどうなるでしょうか。 太陽風は、300km/秒と低速の風が続いていましたが、 グラフの最後で330km/秒へ少し上がっています。 磁場強度も、このタイミングで5nTから8nTへ少し上がっていて、 この変化が続くのかどうか、引き続き注目してください。 SDO衛星AI193では、 南半球のコロナホールが西側に進んでいます。 位置としては、影響の始まりはもう少し先だと思いますが、 どうでしょうか。 AE指数は、一時的に小規模の変化が発生していますが、 全体としては静かな状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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