宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/12/ 9 13:41 更新 太陽は無黒点になっています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽は、2904黒点群が消えて、 無黒点になっています。 WDC-SILSOの黒点相対数の記録によると、 10月17日以来、およそ2か月ぶりとなるかもしれません。 (今日の記録が0になるかどうかは、まだ分かりません) また、X線グラフは、 全体の強度がA1のレベルまで下がっています。 ここまで下がるのは、 4月以来、8か月ぶりとなる様です。 太陽はとても穏やかです。 太陽風は、図の途中までしかデータがありませんが、 速度は390km/秒と少し下がっています。 磁場強度は4nTと平均的な状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が数回見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部にコロナホールはありませんが、 南東(左下)からコロナホールの広がりが見え始めている様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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