宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/12/ 8 13:00 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜遅くまで 500km/秒の高速風が続いていましたが、 その後速度が下がり、 現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、3〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りか0nT付近で推移しています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は時々小さい変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 中心部にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかになりそうです。 まだ斜めのため分かりにくいですが、 南東側(左下)にコロナホールの広がりがある様です。 2日くらい経つと良く見えるようになるでしょう。 2904黒点群の黒点は小さくなっています。 X線グラフの後半のBクラスの小さいフレアは、 この領域で発生しています。 その後は特に活動はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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