宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/12/ 7 12:50 更新 太陽は穏やかになっています。太陽風は高速の状態です。 担当 篠原 太陽は、昨日のニュースの直後に発生した 2回のC1の小規模フレアを最後に、 X線グラフに変化は見られなくなっています。 黒点は、南東(左下)に2904群が見えるだけです。 太陽風は、昨日の夕方に速度が430km/秒へ下がりましたが、 その後再び高まって、 480〜500km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な状態で、 グラフの前半で南北成分が南寄りになり、 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が発生しています。 その後、南北成分は0nT付近で小さく変化する様になり、 AE指数の変化も見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 目立つ広がりのコロナホールはありません。 この後、太陽風は穏やかな風になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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