宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/12/ 5 13:57 更新 Cクラスのフレアが続いています。太陽風の速度は下がっています。 担当 篠原 太陽の南西の端(右下)でフレアの発生が続いています。 昨日のニュースの直後、4日14時(世界時4日5時)に C4.2とCクラスに達するフレアが発生した後、 C2.5、C2.3、C7.1、C3.9などのフレアや、 C1台のフレアが8回ほど発生しています。 活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 途中からは太陽の向こう側に回り込んでいるので、 実際の規模は、これより大きかった可能性があります。 このフレアの活動に伴って、 CME(コロナ質量放出)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画では、 コロナのガスが右に向かって飛び出す様子が見えています。 地球に対しては横方向なので、影響はありません。 この領域が沈んだ後の太陽は、 小さい黒点が3か所に見えるだけです。 X線グラフの変化はこの後は見られなくなるでしょう。 太陽風は、昨日のニュース以降は速度が次第に下がり、 現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。 コロナホールはしっかりと広がっている様に見えたのですが、 影響は小さかった様です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、 磁気圏の活動も落ち着いています。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部から東側にかけて、 目立つコロナホールは見られません。 この後、太陽風は穏やかになりそうです。 太陽の南西の端で続いているフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右に向かって飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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