宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:57)
今日、C7.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 12:16 C4.9
09:54 C3.9
08:24 C7.1
06:51 C1.6
12/ 4 23:44 C1.8
16:37 C2.3
15:45 C2.5
13:45 C4.1
12/ 3 --- ---

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2901 2 β ---
2902 2 α ---
2904 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 432 -1.3
-2 h 444 -2.0
-4 h 460 +1.0
-6 h 450 +0.0
-8 h 471 +0.5
-10 h 482 +1.8
-12 h 492 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -29 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 9x10^2
12/ 5 0.7 3x10^3
12/ 4 0.8 5x10^3
12/ 3 0.7 5x10^3
12/ 2 0.9 3x10^3
12/ 1 0.7 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/11/30 14:08 太陽風は低速になっています。フィラメント噴出が発生しています。
2021/12/ 1 13:20 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。
2021/12/ 2 12:48 高速の太陽風が続いています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。
2021/12/ 3 13:39 太陽風の速度はやや高速です。この後、再び速度が高まりそうです。
2021/12/ 4 12:46 太陽風の速度は510km/秒に高まっています。
最新のニュース

2021/12/ 5 13:57 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風の速度は下がっています。

担当 篠原

太陽の南西の端(右下)でフレアの発生が続いています。
昨日のニュースの直後、4日14時(世界時4日5時)に
C4.2とCクラスに達するフレアが発生した後、
C2.5、C2.3、C7.1、C3.9などのフレアや、
C1台のフレアが8回ほど発生しています。

活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
途中からは太陽の向こう側に回り込んでいるので、
実際の規模は、これより大きかった可能性があります。

このフレアの活動に伴って、
CME(コロナ質量放出)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画では、
コロナのガスが右に向かって飛び出す様子が見えています。
地球に対しては横方向なので、影響はありません。

この領域が沈んだ後の太陽は、
小さい黒点が3か所に見えるだけです。
X線グラフの変化はこの後は見られなくなるでしょう。


太陽風は、昨日のニュース以降は速度が次第に下がり、
現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。
コロナホールはしっかりと広がっている様に見えたのですが、
影響は小さかった様です。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、
磁気圏の活動も落ち着いています。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心部から東側にかけて、
目立つコロナホールは見られません。
この後、太陽風は穏やかになりそうです。




太陽の南西の端で続いているフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右に向かって飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。