宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:11)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 04:20 C1.6
12/ 5 16:00 M1.4
15:11 C2.2
12:16 C4.9
09:54 C3.9
08:24 C7.1
06:51 C1.6
12/ 4 23:44 C1.8
16:37 C2.3
15:45 C2.5
13:45 C4.1

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2902 1 α ---
2903 2 β ---
2904 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:04 473 +1.1
-2 h 473 +3.6
-4 h 489 +3.4
-6 h 488 +3.4
-8 h 470 -2.1
-10 h 457 -1.5
-12 h 466 -3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -22 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 8x10^2
12/ 6 0.9 3x10^3
12/ 5 0.7 3x10^3
12/ 4 0.8 5x10^3
12/ 3 0.7 5x10^3
12/ 2 0.9 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/ 1 13:20 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。
2021/12/ 2 12:48 高速の太陽風が続いています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。
2021/12/ 3 13:39 太陽風の速度はやや高速です。この後、再び速度が高まりそうです。
2021/12/ 4 12:46 太陽風の速度は510km/秒に高まっています。
2021/12/ 5 13:57 Cクラスのフレアが続いています。太陽風の速度は下がっています。
最新のニュース

2021/12/ 6 15:11 更新
太陽の南西端の向こう側でフレアが続きました。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

昨日のニュースの後も太陽の南西端でフレアの発生は続き、
5日16時(世界時5日7時)に、
M1.4の中規模フレアが発生しました。
Mクラスのフレアの発生は、11月9日のM2.0以来、
およそ1か月ぶりです。

SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
太陽の端の向こう側で発生しているので、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

そして、今朝、6日4時(世界時5日19時)には、
C1.6の小規模フレアが発生しています。

この2つのフレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2の動画を見ると、
後のC1.6フレアの方がより激しい噴出になっています。
フレアの規模も
こちらの方がより大きかったのかもしれません。

現在の太陽面は、
南東側(左下)に2904黒点群が見えるだけです。


太陽風は、昨夜から速度が少し高まり、
現在は480km/秒とやや高速の状態です。
コロナホールの影響が続いている様です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
中心部の北側に小さいコロナホールが見える程度です。
現在の速度の高まりが終わった後は、
しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。




太陽の南西端で発生したM1.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M1.4とC1.6フレアによるCME。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。