宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/12/ 3 13:39 更新 太陽風の速度はやや高速です。この後、再び速度が高まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は500km/秒から460km/秒へゆっりと下がり、 やや高速の状態です。 磁場強度も5nTから3〜4nTへ下がり、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 昨日のニュースの後再び南寄りになり、 磁気圏の活動が高まって、 AE指数は1200nTに達する大きな変化が発生しています。 その後、磁場は0nT付近になり、 AE指数の変化は小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部を縦に伸びるコロナホールが 西側にだいぶ進んでいます。 今後はこの領域の影響が到来して、 太陽風の速度は再び高まりそうです。 太陽は、南東の端(左下)に新しい黒点が現れています。 X線グラフは特に変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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