宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/29 13:47 更新 磁場の強まりは終わり、太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、 今朝まで9nTと強まった状態が続きました。 その後は下がって、現在は4nTと平均的な状態です。 太陽風の速度は、390km/秒から360km/秒へ少し下がり、 再び390km/秒に戻っています。 現在は平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの後半は-5nT程度の南向きが続いています。 このため、磁気圏の活動はやや高まって、 AE指数は500nTに達する程度の 小規模の変化が発生しています。 太陽風のグラフの最後で、 南北成分は0nT付近に戻っているので、 この後の磁気圏は穏やかになりそうです。 太陽は、南西(右下)の2890黒点群で Bクラスの小さいフレアが続いています。 黒点の大きさに特に変化はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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